XAUUSD ゴールド相場分析|CPIショックで4,073ドルまで急落、V字反発で4,198ドルへ【10月12日〜10月16日 振り返り】

今週(10/12〜10/16)のXAUUSDは、週前半は月曜(10/12)に一時4,217.15ドルまで上昇したものの維持できず、水曜(10/14)夜の米CPI発表を機に一時4,073.39ドルまで急落するという今週最大の下落を記録しました。しかしその後はV字反発に転じ、木曜(10/15)に4,177.41ドル、金曜(10/16)には4,198.74ドルまで値を戻し、終値4,165.63ドルで週を終えました。前週からの下降構造が崩れたかに見えた急落と、そこからの力強い切り返しとで、値動きの振れ幅が非常に大きい一週間でした。

2026.10.17


📅 今週の値動きサマリー

日付 高値 安値 終値目安 特記事項
10/12(月) 4,217.150 4,154.650 4,171.490 米コロンブス・デー等で複数市場休場。戻り高値4,217.15で頭打ち、その後急反落。
10/13(火) 4,200.450 4,146.880 4,160.560 日中に4,200.45まで急伸するも失速し反落。
10/14(水) 4,170.370 4,073.390 4,104.350 21:30の米CPI発表を機に急落。前週安値4,066.42ドルに迫る今週最大の下落。
10/15(木) 4,177.410 4,099.910 4,170.170 前日の急落からV字反発。終日強い買い優勢で続伸。
10/16(金) 4,198.740 4,147.240 4,165.630 反発が継続し前週高値圏まで接近。終盤はやや値を消す。

🔍 予想 vs 実際の検証

📌 10月12日(月)|戻り買い継続と過熱警戒の反落狙い

項目 予想 実際 判定
バイアス 🟢買い優勢(H1〜M15が揃って上昇のパーフェクトオーダー、D1は下降継続) 序盤は4,217.15まで上昇したが維持できず、4,154.65まで急反落 △一部的中(上昇は一時的、反落は想定内の警戒シナリオどおり)
エントリー判断(本命:ロング4,195〜4,200、SL4,183/TP4,225.32) 戻り買い継続 高値4,217.15までしか届かずTP未達。その後4,154.65まで急落しSL4,183を大きく下抜け ✕損切り
エントリー判断(過熱警戒:ショート4,217〜4,222、SL4,228/TP4,196.46) 戻り売り(反落狙い) 高値がちょうど4,217.15で頭打ちし、その後4,154.65までTP4,196.46を大幅通過 ◎的中

📌 10月13日(火)|戻り売り本命と支持帯での反発待ち

項目 予想 実際 判定
バイアス ⚠️中立〜やや売り優勢(H1が売り優勢へ転換) 日中に4,200.45まで急伸後、4,146.88まで急落し引けは4,160.56 △一部的中(終盤の急落は売り優勢の見立てと合致、日中の急伸は想定外)
エントリー判断(本命:ショート4,178〜4,184、SL4,190/TP4,154.65) 戻り売り 高値4,200.45までSL4,190を上抜けて損切り ✕損切り
エントリー判断(支持帯反発:ロング4,144〜4,147、SL4,138/TP4,166.45) 支持帯での反発待ち 安値4,146.88で条件内に入り反発。TP4,166.45は翌日(10/14)早朝に到達 △一部的中(SLには触れず、TPは翌日にずれて到達)

📌 10月14日(水)|戻り売り本命(CPIショック発生)

項目 予想 実際 判定
バイアス 🔴売り優勢(D1〜M15のほぼ全時間足でSMAの下) 21:30のCPI発表を機に4,073.39ドルまで急落。想定を大幅に超える下落 ◎的中(方向は的中、下落規模は想定超え)
エントリー判断(本命:ショート4,162〜4,166、SL4,170/TP4,144.38) 戻り売り 高値4,170.37がSL4,170をわずか0.37ドル上抜けて振るい落とされた直後に急落開始 ✕SL直前で損切り(惜しいタイミング)
エントリー判断(支持帯反発:ロング4,144〜4,147、SL4,138/TP4,166.45) 短期反発待ち CPIショックで安値4,073.39までSL4,138を大きく下抜け ✕損切り

📌 10月15日(木)|戻り売り本命とV字反発継続の押し目買い

項目 予想 実際 判定
バイアス ⚠️中立〜やや買い優勢(V字反発でRSI回復、D1・H4は下降継続) 終日強い買い優勢で4,177.41まで続伸、終盤まで失速せず ◎的中(買い優勢の方向は的中、強さは想定以上)
エントリー判断(本命:ショート4,150〜4,156、SL4,162/TP4,111.28) 戻り売り 強い上昇トレンドの中でSL4,162を上抜けて損切り ✕損切り
エントリー判断(V字反発継続:ロング4,144〜4,147、SL4,136/TP4,170.37) 押し目買い 安値圏で条件に合致し反発。SLに触れずTP4,170.37を通過し高値4,177.41まで到達 ◎的中

📌 10月16日(金)|押し目買い本命と調整時の戻り売り

項目 予想 実際 判定
バイアス 🟢買い優勢(H1が買い優勢のパーフェクトオーダーに転換) 終日買い優勢で4,198.74まで続伸、引けは4,165.63 ◎的中
エントリー判断(本命:ロング4,146〜4,150、SL4,140/TP4,177.41) 押し目買い 安値4,147.24で条件内に入り反発。SLに触れずTP4,177.41を通過し高値4,198.74まで到達 ◎的中
エントリー判断(調整時:ショート4,160〜4,165、SL4,170/TP4,130.58) 戻り売り 一時4,163付近まで下げたが、その後4,198.74まで急伸しSL4,170を上抜けて損切り ✕損切り

📊 今週の総評

観点 評価 コメント
バイアス判断 3勝0敗2分 水曜・木曜・金曜の売り優勢→買い優勢の転換を的確に捉えた一方、月曜・火曜は日中の急伸急落に振られて一部的中にとどまった。
本命エントリーの精度 低調(1勝4敗) 月〜木の本命シナリオはすべて損切りまたはSL直前での振るい落としに終わり、金曜の押し目買いのみ的中。急変動の多い週で、本命(主にカウンタートレンドの戻り売り)が機能しにくかった。
重要指標前のリスク管理 良好 水曜のCPI、木曜の米小売売上高・PPI等、重要指標の前後では一貫してロット抑制と新規エントリー回避を呼びかけ、実際に大きな急変動が発生した際の注意喚起は機能した。
SL幅の設定 中程度 バッファを持たせたSL設定自体は継続して行えたが、水曜のショートはSL4,170に対し高値4,170.37とわずか0.37ドル差で振るい落とされ、その直後に本来狙っていた方向へ急落した。バッファの取り方は今後も要検討。
前週安値(4,066.42ドル)の防衛力 かろうじて機能 水曜のCPIショックで安値4,073.39ドルまで迫ったが、前週安値4,066.42ドルは死守された。約7ドル差という僅差であり、来週以降もこのラインの重要性は高い。

📈 来週に向けた展望

現在の環境認識(10月17日11時11分時点)

  • 価格は4,165.63ドル付近で推移。RSIは全時間足で中立圏(D1=45.2/H4=52.3/H1=49.4/M30=47.0/M15=46.3/M5=47.9)に収まり、週後半の急変動からは落ち着きを見せています。
  • D1はSMA20・50・200をすべて下回る下降構造が続いているものの、水曜安値4,073.39ドルからは着実に値を戻しています。
  • 前日高値(PDH)4,177.41ドル、前週高値(PWH)4,207.48ドルが上値の目標、前週安値(PWL)4,066.42ドルが下値の最重要防衛線です。

来週の注目ポイント

  • 📌 前週高値圏4,198.74〜4,207.48ドルを明確に上抜けられるか(上値の最終防衛線)
  • 📌 前週安値4,066.42ドルが来週も再度試される場面があるか(かろうじて死守したライン)
  • 📌 来週も米国の重要指標(CPI級の急変動要因)が続く可能性があり、指標前後のロット管理が引き続き重要

⚠️ 今週はSL幅のバッファが0.37ドル差で機能しなかった場面があり、重要指標が絡む急変動下ではSLバッファをもう一段広めに取る余地があったと反省しています。来週も大きく動く可能性があるため、無理に本命シナリオを追わず、条件が整うまで待つ姿勢を大切にしてください。📌 来週も一緒に相場を見ていきましょう。

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